このプロジェクトでは歴史的建造物として市指定文化財となっている建物を、保存を目的に簡易宿泊施設及び飲食店として新たに生まれ変わらせました。
敷地内には文化財対象の母家と4つの蔵が建ち並び、それらの修復・改築を行いました。
4つの蔵はバーと宿泊施設に改修し、外装及び内装材は全て国産無垢材にて仕上げを施した古くて新しい施設となっています。
裏庭はデッキ材を敷き詰め、敷地の高低差を利用した階段状オープンテラスに。
指定文化財である母家の『ニワ』と呼ばれる土間にはスノコの床を施し、既存の三和土(たたき)を痛める事無く、不特定多数の人が使用できるようになっています。
『ニワ』では神様専用のおくどさん『三宝荒神』があり、正月の三が日に男性当主が火入れをし、神様へのお供え物を準備します。荒神さんの上を見上げると10m上にある煙出し櫓まで連なった美しい小屋組みが見渡せます。